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Edison Machadoか参加したブラジル時代のリーダー盤[Isto E Bossa]が人気のピアニスト/アレンジャーIzio Grossが、南アフリカ滞在期の65年にリリースした”The Brazilian Trio”名義の唯一作。ピアノとオルガンを同時に操り、最高にグルーヴィーでキャッチーなジャズ・サンバ~バランソを聴かせる知る人ぞ知る珍盤[Portugal Fado]の出品です。

後にGrossの妻となる幻のシンガーHazel ScottとあのRosinha de Valencaのツインボーカルを要した幻のボッサ・コンボ”Ipanema Five”の前身バンド、The Brazilian Trioの恐らくは唯一の作品。Hazel嬢がツアー時には彼等が歌伴を務めていたそうで、以降70年代にはIpanema Fiveや、Hazel Scott And The Braza Brasilを結成するきっかけにもなった重要作です。The Braza Brasilにも参加したJose Lopesも参加しています。

アルバム・タイトルとは裏腹にグルーヴィーなジャズサンバが満載の一枚。跳ねるパーカッションにグルーヴィーなオルガン、エレガントなピアノが駆け抜ける”Uma Case Portuguesa”、哀愁を帯びたパーカッシブなメロウボッサ”Cancao Do Mar”、エレガントなピアノが郷愁を誘うジャズボッサ”Saudade Vai-te-Embora”、切れのあるリズムに乗せて哀愁漂うピアノや軽やかなオルガンが疾走する躍動感あるジャズサンバ”Lisboa a Noite”や”Kanimambo”、パーカッシブなリズムに乗せて切れのあるオルガンが走るグルーヴィーなサンバ”Coimbra (April In Portugal)”の他、ひたすらにエレガントなサンバ・カンサォン”Senhora Da Nazare”等、全12曲を収録しています。

大変貴重な当時のオリジナル盤です。南アフリカのみでのリリースで再発等は一切ありません。海外オークション等でも見かける機会はまず無いと思います。鳴りも良く、フロアでも活躍する一枚です。お探しだった方や興味がある方は是非ご検討下さい。


■リリース情報

Gallotone GALP 1406
南アフリカオリジナル盤
1965年リリース
オリジナルピクチャースリーブ
フリップバック
両面内溝あり
新品ダイカットスリーブ付

■コンディション

盤 VG+~VG++(微スレ、一部薄汚れが僅かにあるだけで、艶のある綺麗な盤です。チリ等も非常に少なく、音鳴りの非常に良い良好な再生が楽しめる盤です。レーベルに僅かなスピンドルマークあります。)

スリーブ VG+(エッジスレ、小さな角打ちあります。背等の一部に小さな割れが若干ありますが、抜け裂けはありません。裏側に若干の薄汚れあります。)


■此方の商品は現状渡しになります。

基本的に検盤は全面クリーニング後に目視にて行っております。気になる箇所がある場合には試聴しておりますが、全面試聴はしておりませんので見落とし等が有る場合がございます。また、再生環境等により聴感上で違いがある場合がございます。併せて御了承の程お願い致します。
コンディション等の表記はあくまでも主観的なものです。御参考までにお願い致します。
品である事を御理解の上、NCNRのお取引を御願い申し上げます。

■発送について

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（2023年 11月 29日 16時 57分 追加）
試聴 B6. Coinbra